2009年6月18日木曜日

高村光太郎「牛」

牛はのろのろと歩く牛は野でも山でも道でも川でも自分の行きたいところへはまっすぐに行く牛はただでは飛ばない、ただでは躍らないがちり、がちりと牛は砂を掘り土をはねとばしやっぱり牛はのろのろと歩く牛は急ぐことをしない牛は力一ぱいに地面を頼って行く自分を載せている自然の力を信じきって行くひと足、ひと足、牛は自分の力を味はって行くふみ出す足は必然だうはの空の事ではない是でも非でも出さないではいられない足を出す牛だ出したが最後牛は跡へはかへらない足が地面へめり込んでもかへらないそしてやっぱり牛はのろのろと歩く牛はがむしゃらではないけれどもかなりがむしゃらだ邪魔なものは日本の角にひっかける牛は非道をしない牛はただ為たい事をする自然に為たくなる事をする牛は判断をしないけれども牛は正直だ牛は為たくなって為た事に後悔をしない牛の為た事は牛の地震を強くするそれでもやっぱり牛はのろのろと歩く何処までも歩く自然を信じ切って自然に身を任してがちり、がちりと自然につつ込み食ひ込んで遅れても、先になっても自分の道を自分で行く雲にものらない雨をも呼ばない水の上をも泳がない堅い大地に蹄をつけて牛は平凡な大地を行くやくざな架空の地面にだまされないひとをうらやましいとも思はない牛は自分の孤独をちゃんと知っている牛は食べたものを又食べながらぢっと寂しさをふんごたへさらに深く、さらに大きい孤独の中にはいって行く牛はもうと啼いてその時自然によびかける自然はやっぱりもうとこたへるそしてやっぱり牛はのろのろと歩く牛は馬鹿に大まかで、かなり無器用だ思ひ立ってもやるまでが大変だやりはじめてもきびきびとは行かないけれども牛は馬鹿に敏感だ三里さきのけだものの声をききわける最善最美を直覚する未来を明らかに予感する見よ牛の眼は叡智にかがやくその眼は自然の形と魂とを一緒に見ぬく形のおもちゃを喜ばない魂の影に魅せられないうるほひのあるやさしい牛の眼まつ毛の長い黒眼がちの牛の眼永遠を日常によび生かす牛の眼牛の眼は聖者の目だ牛は自然をその通りにぢっと見る見つめるきょろきょろときょろつかない眼に角も立てない牛が自然を見る事は牛が自分を見る事だ外を見ると一緒に内が見え内を見ると一緒に外が見えるこれは牛にとっての努力ぢゃない牛にとっての当然だそしてやっぱり牛はのろのろと歩く牛は随分強情だけれどもむやみとは争はない争はなければならないときしか争はないふだんはすべてをただ聞いているそして自分の仕事をしている生命をくだいて力を出す牛の力は強いしかし牛の力は潜力だ弾機(ばね)ではないねぢだ坂に車を引き上げるねぢの力だ牛が邪魔者をつつかけてはねとばす時はきれ離れのいい手際だが牛の力はねばりっこい邪悪な闘牛者(トレアドル)の刃にかかる時でも十本二十本の槍を総身に立てられてよろけながらもつっかけるつっかける牛の力はかうも悲壮だ牛の力はかうも偉大だそれでもやっぱり牛はのろのろと歩く何処までも歩く歩きながら草を食ふ大地から生えている草を食ふそして大きな体を肥す利口でやさしい眼となつこい舌とかたい爪と厳粛な二本の角と愛情に満ちた啼声とすばらしい筋肉と正直な涎(よだれ)を持った大きな牛牛はのろのろと歩く牛は大地をふみしめて歩く牛は平凡な大地を歩く

2009年5月6日水曜日

読書感想文

海堂尊『ジェネラル・ルージャの凱旋』上、下

この作品は、『チーム・バチスタの栄光』シリーズの新作である。正直、面白かった。

大学病院という、高度な医療が駆使される世界の中で展開される政治、人間関係が、描かれている。同時に、今日の日本の医療体制が抱えている問題点も、そうした話の展開に、要所要所で含まれているように思えてならない。

昨今の日本の医療体制は、高齢者の増加と、その結果としての医療費の大幅な増加のために、その持続性に関して、問題視されることが多い。単発的な事件なのか、それとも構造的な問題なのか、さまざまな医療体制の不備の結果としての事件も起きている。

何が問題で、どうすればいいのか???

こうした問題こそが、解決されることを待っているフロンティアのように思えてなりません。

最近、頻繁に考えるのが、偉大な政治家、企業家などの偉人についてです。そして、その時に、いつも考えるのが、田中角栄さんです。今日の日本の経済発展に、彼は大きな貢献をしました。道路を造ったという事実に、彼の功績があるのではなく、道路を造るという仕組みを作ったという点において、彼の功績は評価されるべきでしょう。道路を造る仕組みを、官僚機構との交渉を通して形成した、その先見性は、すごいと思います。その当時の、解決されることを待っていたフロンティアを開拓していったと僕は思います。

どんな時代にも、その時代のフロンティアに関しては、その時代を生きる人々が、見つけ、そして、取り組んでいかなければなりません。ただ、その人の前に、道はなく、道は後ろにできることは確かそうです。だから、自分自身が、フロンティアだと思うことを、いち早く見つけ、それに取り組み挑戦し、続けていくことがいかに大切なことなのか。

「自由」の結果、私たちの前には、多くの選択が広がっている。この選択肢の存在こそが、私たちを苦しめていることも、現実としてあることは否定できない。だけども、僕には、それが非常にわくわくさせられるというところの方が多いのかもしれない。「人間中心主義」という概念があるとすれば、こんにちは、その概念を追及できる、実現することができる、最も、いい時期に思えてならないのである。

2009年5月4日月曜日

日々、楽しい

今日は、リン・チーリンさんに、恋をしました。。。

さてさて、昨日今日と、DVDを八本見たので、その感想を書きます。

・「釣りバカ19」
シリーズ最新作。はまちゃんガールは、常盤さん。いつも通りのストーリー展開。見ていて、安心する。ワーク・ライフ・バランスを実践する姿に、感銘を覚える方も多いはず。管理社会が進む今日、はまちゃんのような気持ちの持ち方は、大いに、考えてみる価値があるのではないかと思うのである。

・「レッド・クリフⅠ」
Ⅱを観る前に、Ⅰを見る必要があるだろうと思い、見ることにする。三国志ファンなので、すごく楽しめた。リン・チーリンさんの美しさに、一目ぼれする。圧倒的に、美しいという言葉が、彼女には、ふさわしいと思う。日本人は、金城さんと、中村さんが出演されている。たくさんの人物が、画面上には出てくるが、役付きの人々の放つ、存在感は、すごいものがあると思った。1万人の中にいても、そのような人々は、オーラを放ち続け、人目を引き続けるのだろうとかと思う。

・NHKのドラマ「ハゲタカ」
前から興味があったので、見ることにした。バブルの生成そして、崩壊。その後の、長い不況を経て今日に至る歴史的の流れを考えさせられるものである。どうして、日本人は、バブルの時代に、あのような乱脈経営をしたのか?その後の、不況は、どのようなものだと、歴史的に評価することができるのだろうか?「ハゲタカ」とかと、少しでも、考えたことがある方は見てみてもいいのではないか。

2009年3月27日金曜日

一番尊敬できる政治家は誰ですか???

一番凄いと思える政治家は誰ですか???

最近、これをよく考えます。

そして、今の僕の答えは、田中角栄さんです。

大きな善と、大きな悪があったことは知っています。しかし、彼が政治家としてなしえた成果は、誰もが否定できません。道路建設の予算を確保するための方策を考え出し、結果として、日本中に、道路を作り上げた。

中心と周辺の機会の格差を、なくそうと努力したことは、すごい業績になると思います。

2009年3月15日日曜日

『スラムダンク』

少し前に、『スラムダンク』全巻を、買いました。そして、全巻、一気に読みました。そして、最近、山王戦を、繰り返して読むことが多いです。

人が何に、興味をひかれるのかについては、人それぞれだし、時も重要でしょう。僕も、この漫画は、中学の時に読みました。そして、最近、読み返してみると、かつて読んだ時とは違う感想、または、読後感を持ちました。そこから得ている情報以上に、自分では、情報が、僕の中であふれ、考えられ、整理され、読まれていることを、痛感します。

根なし草のようになりがちですが、自分が、どのような「歴史的経路」を経て、ここにいるのかということを、最近考えます。

そしたら、「天才!」とかいうセリフも、何か、聞き覚えのある言葉のように思うのであります。

2009年3月10日火曜日

揺れる。揺れる。揺れる。

桜の季節まで、もう少し。

さて、最近、新聞紙上を賑わしているのは、建設会社からの政治家への献金。大物政治家たちが、関わっていたということで、その注目が高まっている。ある方(確か、麻生さん)が、「政治のコストをどのように負担するのかということも考えることが大事だ」と、述べていたが、そうした議論を、する余裕もない。

こうした資金集めをする必要のない、サラリーマンのマスコミは、もちろん、批判する。何が正しくて、何が正しくないのか。

あと一つ、政治の話で興味深いのが、「規制緩和路線」からの揺れ戻しの動きだ。鳩山さんや、与謝野さんの発言は、興味深い。あの「構造改革」は、何だったのか???あれは、誰のための「改革」だったのか。何がなされたのか。結果は、どうなっているのか。眺めていると、興味深い。

2009年3月9日月曜日

英語タイピング練習

It is never too late to become what you might have been.
Control your destiny, or someone else will.
A sailor without a destination cannot hope for a favourable wind.
The purpose of life is to live a life of purpose.
Be a first rate version of yourself, not a second rate version of someone else.
Life consists not in holding good cards but in playing those you hold well.
The sweaty players in the game of life always have more fun than the supercilious spectators.
In three words I can sum up everything I’ve learned about life: it goes on.
The cure for boredom is curiosity. There is no cure for curiosity.
I can think of nothing less pleasurable than a life devoted to pleasure.
If A is a success in life, then A equals X plus Y plus Z. Work is X; Y is play; and Z is keeping your mouth shut.
Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.
Destiny is not a matter of chance, it is a matter of choice; it is not a thing to be waited for, it is a thing to be achieved.
Reality can destroy the dream; why shouldn’t the dream destroy reality?
Happiness lies in the joy of achievement and the thrill of creative effort.
The future belongs to those who believe in the beauty of their dreams.
Love means not ever having to say you are sorry.
Trust yourself. Create the kind of self that you will be happy to live with all your life.
Friends are people who help you be more yourself.
If you can’t find it within yourself to forgive others, find a mirror.

2009年2月24日火曜日

憲法1/5

ルソー:
「精神的なことがらにおいては、可能性の限界は、われわれが考えるほど狭いものではない。限界を狭くしているものは、われわれの弱さ、悪習、偏見である。」

モンテスキュー:『法の精神』
「権力をもつ者がすべてそれを濫用しがちだということは、永遠の経験の示すところである」

健常者も、障害者も、人間が、「障害」なく生きられる社会にしたい、という話を聞く機会に恵まれた。そのためには、その障害を取り除く努力が、民そして官の様々なレベルで求められるということは、明らかなことであろう。僕も、こうした「夢」には、賛成だ。

新聞を読んだり、または、都市を散歩していると、様々な障害が、広がっていることが見られる。

いつまで、こうした社会問題に、関心を向け続けることができるのだろうかという一抹の不安を抱えながら、憲法を勉強します。

2009年2月23日月曜日

Best Actress

今週のTimeを眺めていると、表紙にKate Winsletさんが載っている。スゴク美人である。ホントである。

p.22には、前財務大臣についても載っている。
写真の下のコメント:
Nakagawa had no choice but to resign after his G-7 performance.

この件に関しては、youtubeの存在について考えさせられた方が多いのではないかと思う。というのも、見た回数のところが、すごく多い。最も多いのでは、100万回数を超えている。これによって、より多くの人々が、この事件についてアクセスできるようになった。もしも、メディアに、この件に関して、規制がなされたとしても、youtubeでは、流され続ける。ある意味、権力を超えた存在としてのメディアとして、youtubeが、行くかもしれないと思ったりもしました。

2009年2月20日金曜日

NHK「その時歴史が動いた」

「どうしようもない」「仕方がない」という言葉は、私たちに、より深く考えることを止めさせる。現状を追認しているだけでは、ホントは、何も分かっていないのではないか、と思う。

水曜日のNHK「その時歴史が動いた」では、50年代の原水爆反対運動が、取り上げられていた。生活という守るべき領域を持つ主婦層だからこそ、現状追認的な見方を、乗り越えることができたようにも思えた。

原水爆反対運動が、そうした女性たちを中心とした活動から生まれたという事実に、驚きを覚えた。そして、そうした草の根の運動が、日本中に広がり、世界中に広がったという事実にも、大きく驚かされた。

何が、あの時代には、そうした運動を可能にしたのかという、疑問を持たざるを得ない。

2009年2月18日水曜日

UNHCRからのメールの転送

日本UNHCR協会メールニュースを受信されている皆様へ

■■今回の内容■■
1. 【現場からの報告】・アンジェリーナ・ジョリー タイ北部の難民キャンプにてミャンマー難民への支援を呼びかける・ミャンマー北西部ラカイン州からのロヒンギャ難民、タイ政府に拘束される・瀬古利彦氏ら、ブルンジ難民と平和に向かって走る
2. 【ご寄附の領収証についてのお知らせ】
3. 【難民ぽかぽか みんなぽかぽか HOT WINTER キャンペーン】
4. 【3/1からユニクロ全商品リサイクルキャンペーン開始】
5. 【明治製菓「チョコレートで応援します」活動実施中】
6. 【メディア掲載・出演情報】・国連フォーラムにUNHCRゴレ事務所 石谷敬太のエッセイ掲載
7. 【イベント】・2/21、22 神戸にて外務省主催 シンポジウム 「アフリカ支援への多様な視点」・2/28 WAAFゼロトレランスデー
8. 【2009年「世界難民の日」登録イベントを受付中!】


1. 【現場からの報告】・アンジェリーナ・ジョリー タイ北部の難民キャンプにてミャンマー難民への支援を呼びかける・ミャンマー北西部ラカイン州からのロヒンギャ難民、タイ政府に拘束される・瀬古利彦氏ら、ブルンジ難民と平和に向かって走る
■アンジェリーナ・ジョリー タイ北部の難民キャンプにてミャンマー難民への支援を呼びかける2月5日、UNHCR親善大使のアンジェリーナ・ジョリーはタイ北部にある20年以上も閉ざされたキャンプ内で過ごすミャンマー難民たちと対面しました。ジョリーはタイ政府に対し、難民にさらなる行動の自由を与えるよう求めました。▼詳細はこちらからhttp://www.unhcr.or.jp/news/2009/090206.html▼訪問時の映像はこちらからhttp://www.youtube.com/watch?v=UrMk4pkQ-nY
■ミャンマー北西部ラカイン州からのロヒンギャ難民、 タイ政府に拘束されるジョリーの訪問は、ボートに乗ったロヒンギャ族の移住者たちがミャンマー北西部のラカイン州から逃れてきたことに関し、世界中の注目が集まった時期と重なっていました。1月20日に、UNHCRはタイ政府が拘束したとされる126人の難民について、状況を調査し、国際的な保護が必要か見極めるために難民にアクセスできるよう、タイ政府に要求しました。
ロヒンギャ族は、ミャンマー北西部のラカイン州に住むイスラム教徒です。バングラデシュ国内だけでも、UNHCRのキャンプ2ヶ所には2万8000人のロヒンギャ難民が住んでおり、未登録の難民が約20万人いるとされています。▼詳細はこちらからhttp://www.unhcr.org/news/NEWS/4975f6362.html(英語)
■瀬古利彦氏ら、ブルンジ難民と平和に向かって走る2月7日から16日にかけて、元マラソンランナーの瀬古利彦氏らが、UNHCRと早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が主催した「タンザニア難民キャンプ駅伝大会」に参加しました。4万人のブルンジ難民が住むムタビラ・キャンプ周辺で行われたこの大会では、瀬古利彦氏とジュマ・イカンガー氏がペースメーカーを務めました。また、UNHCRスタッフ、タンザニア政府関係者、今年の箱根駅伝の走者2人など早稲田大学の学生、そして難民たちが参加しました。▼詳細はこちらからhttp://www.unhcr.or.jp/news/2009/090217.html
UNHCRの難民支援活動に、ぜひ皆さまもご参加ください!
■ご寄附の申込みは、こちらからhttp://www.japanforunhcr.org/donate/index_mn.html※通信欄に、「メールニュースを見て」とお書き添えください。
■ご寄附を郵便局からご送金いただく場合郵便局:口座番号 00140-6-569575加入者名 UNHCR協会※通信欄に、「メールニュースを見て」とお書き添えください。※振込み手数料は「加入者負担」です。用紙が必要な場合はご連絡ください。(03-3499-2450)


2. 【ご寄附の領収証についてのお知らせ】
いつも国連難民募金に温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。お寄せいただきましたご寄附の領収証についてのお知らせです。
日本UNHCR協会は認定NPO法人ですので、お寄せいただいたご寄附は寄附金控除の対象となります。確定申告等のお手続きの際には、当協会よりお送りする領収証をご利用ください。(別途証明書などは不要です。領収証のみでお手続きいただけます。)
■随時のご寄附をお寄せいただいた皆様領収証について「年1回発行あるいは不要」と皆様からご連絡を頂かない限り、ご寄附を頂く都度お送りしております。お手元の領収証をご確認下さい。
■毎月倶楽部にご参加の皆様、領収証年1回発行をご希望の皆様2008年1月から12月までの1年間にいただきましたご寄附の領収証を発送いたしました。(年度途中でご参加いただいた方、発行頻度を切り替えられた方は、以後のご寄附が対象となります。)
■領収証についてのお問合せ<mailto:info@japanforunhcr.org>までお問合せ下さい。お問合せの際には登録IDをお知らせいただければ幸いです。尚、認定NPO法人制度及び認定NPO法人へのご寄附に関しましては、お近くの税務署へお問合せ下さい。国税庁のホームページでも詳細をご覧いただけます。http://www.nta.go.jp/


3. 【難民ぽかぽか みんなぽかぽか HOT WINTER キャンペーン】
日本は春を前に急激に冷え込む日々が続いています。しかし、難民キャンプで避難生活を暮らす人々は、春が来ても寒さから身を守らなくてはいけません。難民の方々が少しでも温かく暮らせるように、支援の手を差し伸べませんか?
日本UNHCR協会では2009年2月28日まで、「難民ぽかぽか みんなぽかぽか HOT WINTERキャンペーン」を行っています。お寄せいただいたご寄附は毛布の購入に充てられ、世界の難民キャンプへ毛布として届けられます。http://www.japanforunhcr.org/act/c_camp_hotwinter_01.html2月18日現在、2358枚の毛布に相当するご支援をお寄せいただいています。皆さまのご支援を、引き続き宜しくお願いいたします!
ブログパーツも配布していますので、ブログをお持ちの方は是非アクセスを!http://parts.kuru2jam.com/unhcr/


4. 【3/1からユニクロ全商品リサイクルキャンペーン開始】
3月1日(日)~3月31日(火)の間、「サン・キューリサイクル」として、不要になったユニクロの全商品を全国のユニクロ店舗にて回収します。回収した衣料のうち、再利用可能なものはUNHCRを通じて難民キャンプに寄贈されます。http://www.uniqlo.com/jp/csr/


5. 【明治製菓「チョコレートで応援します」活動実施中】
明治製菓が、チョコレートを通して世界中の子どもたちを応援する「チョコレートで応援します」活動を行っています。ミルクチョコレートの売上げの一部が、UNHCRが支援するアフリカの難民の子どもたちのために役立てられます。※2009年1~2月出荷分のミルクチョコレート65gパッケージの裏に、UNHCRを応援するメッセージが記載されています。http://www.meiji.co.jp/csr/chocolate/index.html?pageNum=1


6. 【メディア掲載・出演情報】
国連フォーラムの「フィールド・エッセイ」で、UNHCRゴレ事務所 アソシエート・コミュニティーサービス・オフィサーの石谷敬太が、チャドの中央アフリカ難民の現状やUNHCRの活動、日々の仕事で直面するチャレンジ、やりがいなどを紹介しています。中央アフリカ共和国の「忘れられた」危機を逃れてきた難民への支援の様子を、ぜひご覧ください。http://www.unforum.org/field_essays/27.html


7. 【イベント】
■2/21、22 神戸にて外務省主催 シンポジウム神戸で開催される外務省主催のシンポジウム「アフリカ支援への多様な視点」で、UNHCR 駐日事務所の機関誌『Refugee is...』第4号(特集「平和構築と景観設計(ランドスケープデザイン)」)を発表します。※近日中に、UNHCRホームページよりダウンロードも可能となります。http://www.unhcr.or.jp/
日時:2月21日(土)10:00~17:20、2月22日(日)10:00~15:35場所:神戸国際会議場 3F 国際会議室(神戸市中央区港島中町6-9-1)言語:日・英(同時通訳)参加費:無料主催:外務省共催:UNHCR/WFP/UNICEF詳細・申込みはこちらからhttp://www.mofa.go.jp/MOFAJ/press/event/sem_africa0902.html「Refugee is...」のバックナンバーはこちらからhttp://www.japanforunhcr.org/data/refugeeis03.html
■2/28 WAAFゼロトレランスデー2月6日の国際的なストップFGMアクションデー、「FGMゼロトレランスデー」にちなみ、FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)が開催するイベントです。UNHCR広報アドバイザー 千田悦子が講演を行います。日時 : 2009年2月28日(土)12:00(会場)~16:00場所 : 江東区教育センター 大研修室(東京都江東区東陽2-3-6)参加費 : 無料(カンパ歓迎)主催 : FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)詳細はこちらからhttp://www.jca.apc.org/~waaf/


8. 【2009年「世界難民の日」登録イベントを受付中!】
6月20日は国連が定めた「世界難民の日」です。日本UNHCR協会では、2009年「世界難民の日」を記念して、4月中旬から7月にかけて全国各地で関連イベントを主催してくださる方を募集しています。下記サイトにこれまでの登録イベントが紹介されています。http://www.japanforunhcr.org/event/event_wrd08.html難民問題について考える一歩として、お仲間やお友達とご一緒に参加してみませんか?登録いただいたイベントは、日本UNHCR協会のウェブサイトにて紹介いたします。▼詳細はこちらからhttp://www.japanforunhcr.org/event/pdf/2009WRDannai.pdf▼申込みはこちらからhttp://www.japanforunhcr.org/event/pdf/2009WRDoffer.pdf

2009年2月17日火曜日

NHK「沸騰都市」

NHKの「沸騰都市」というシリーズ番組で、シンガポールを取り上げたプログラムを見ました。感想は、その大胆な国家政策に魅力を感じるとともに、その反動として、大きなものを見捨てているのではないかということです。

シンガポールは、日本を抜いて、アジアで最も豊かな国だそうです。そして、その背景には、国家主導の経済政策があるとのことです。ジニ係数とかは、どうなっているのか?

豊かになったと言っても、その実態が、一部の富裕層に富が流れているだけなら、豊な国とは、僕は言えないと思います。

首相のリーダーシップにも、正直言って、魅力を感じました。しかし、違和感も覚えます。外国人労働者は、経済の調節弁であると言いきりました。だから、今回のような不景気では、そうした労働者が、被害を受けるのは、仕方がない。その首相が守るべきなのは、その国の国民である。こうした労働者ではない。

こうした率直な言い方に、魅力と、違和感を覚えます。こうした感想を持つのは、僕だけでしょうか???

2009年2月16日月曜日

友人と飲む

友人と飲む:

今日は、久しぶりの友人と、飲みました。一杯目で、すこしくらくらしてきたので、最近、お酒に弱くなってきたことを、すごく痛感しました。ただ、結局は3杯飲み、そしたら、逆に、頭が聡明になったような感じがします。

『悼む人』:
面白い小説である。ただ、一点思ったのは、主人公の「悼む人」は、どうして、他人を「悼む」ことはできても、自分の家族に、やさしく接することができないのだろうか。そこに、何か大きな矛盾のようなものを感じる。

他人にはやさしいのに、身内には優しくない人物を描いている他の例としては、城山三郎『辛酸』がある。高校の時に、2年の頃の寒い季節に、海辺にある県立図書館の分館で、この小説を読んだとき、何とも辛い読後感を覚えましたね。

小説というのは、いろんな人々の人生を、「追体験」することができる。そういう意味で、自分の視野を広げてくれるし、想像力を活性化もしてくれる。

高校の頃、自分は何か大きな問題に気づいてしまった!!!そのため、それを解決するために、非常に、悩んだ。最近になると、そうした問題にも、相対化できるようになったのか、それとも、「感性」が鈍ってきたのか(笑)、まぁ、自分のコントロールできる範囲に、置くことができるようになりつつある。高校の時に、こうした小説をたくさん読んでいれば、もっと、問題に、柔軟に、対応できたとのにという、少しの反省(笑)を感じながらも読みました。

2009年2月15日日曜日

2月15日

本:
天童荒太『悼む人』文藝春秋、2008年。
コメント:今日、大学通りの増田書店で購入。面白いことを、大いに期待しています。

経済統計:
「為替相場」
 為替介入→日本銀行が、「為替相場の安定」と「秩序維持」のため、財務大臣の「代理人」として、各   国の中央銀行と協調して、東京や主要な海外の外国為替市場で、外国為替の売買(=為替平衡操作)を行っている。
トービン・タックス→すべての為替取引に税金を課すべきとする、投機取引への警戒から生まれた考え方。
コメント:昨今、急激な円高が進行しており、それと連動するかのように、企業の業績悪化のニュースが、たくさん流されている。マクロの経済構造の変化が、企業の業績を招いたのか、それとも、経営の失敗なのかについては、厳しく見ていく必要があるだろう。

「株価」
 日経平均株価、TOPIX、ダウ平均、ナスダック
コメント:資産形成などにおいては、避けて通ることはできないのが、株式投資。ただし、今回の株価変動のように、大きなリスクを伴っているということも、しっかり理解しておくことが、絶対に必要であろう。
 参考文献(?):
 城山三郎『百戦百勝』
 本宮ひろ志『サラリーマン金太郎』

「時価総額」
→成立した株価と上場株式数をかけたものが時価総額

「配当利回り」
→1株当たりの配当金を株価で割る

「PER」(=株価収益率)
→株価/一株あたりの当期純利益=時価総額/当期純利益
 投資資金を、利益で回収すると、何年かかるかという指標!
 PERが業界平均よりも高い時、株価は割高と評価されている

「PBR」(=株価純資産倍率)
→株価/一株当たりの純資産=時価総額/純資産
 この数値1が、株価の下限。

映画:
罪とか罰とか
コメント:成海さん主演のコメディ映画らしいです。面白そうです。