2009年2月17日火曜日

NHK「沸騰都市」

NHKの「沸騰都市」というシリーズ番組で、シンガポールを取り上げたプログラムを見ました。感想は、その大胆な国家政策に魅力を感じるとともに、その反動として、大きなものを見捨てているのではないかということです。

シンガポールは、日本を抜いて、アジアで最も豊かな国だそうです。そして、その背景には、国家主導の経済政策があるとのことです。ジニ係数とかは、どうなっているのか?

豊かになったと言っても、その実態が、一部の富裕層に富が流れているだけなら、豊な国とは、僕は言えないと思います。

首相のリーダーシップにも、正直言って、魅力を感じました。しかし、違和感も覚えます。外国人労働者は、経済の調節弁であると言いきりました。だから、今回のような不景気では、そうした労働者が、被害を受けるのは、仕方がない。その首相が守るべきなのは、その国の国民である。こうした労働者ではない。

こうした率直な言い方に、魅力と、違和感を覚えます。こうした感想を持つのは、僕だけでしょうか???

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